長編小説「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」刊行決定!
2022.4.20 POSTED
6月15日に講談社より新作長編小説「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」が刊行決定!
黒木渚が初めて描く青春×音楽の長編小説。
果たして同タイトルの最新曲と小説でどんな繋がりがあるのか。
またそれを7月の単独公演でどのような形で表現するのか。
▼書籍情報
著者/黒木渚
タイトル/『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』(講談社刊)
発売日/6月15日 ※地域によって発売日は異なる場合があります。
定価/2145円(税込)
ISBN/978-4065279335
判型/四六判正寸・ハードカバー
※同日発売で「檸檬の棘」文庫化も決定!
「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」あらすじ
誰にも話したことがないけれど、私は光と共に生きてきた。
未来について想像するとき、私の頭の中には必ず白い光のイメージが浮かぶ。
眩しくて白いーーあの光はスポットライトか、それも彼か。
音楽を始める動機なんて、不純だっていいじゃないか!
高校二年の「シッポ」は中学時代からの片思いの相手、
森園太陽に接近するために軽音部に入る。
好きな音楽はパンク、好きなバンドはクラッシュ、
セックスピストルズ、ダムド、ニルヴァーナ……これ、全部嘘。
だけど太陽に近づくためにシッポが周到に用意した「設定」は、
徐々に彼女の中にあった「音楽の光」を捉えて、追い越していく。
音楽家兼小説家・黒木渚が初めて描く青春と音楽。
青春はエゴイスティックで汚くて、生々しい。それでも眩しい一瞬の光だ。